平戸ニンニク

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平戸ニンニク

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平戸ニンニク

 

 

平戸ニンニクは、種球も食用としても、あまり流通しておらず、
一般的なスーパーなどでもあまり見かけませんでした。

 

現在は、タキイ種苗、サカタのタネで販売されるようになりました。

 

種球が欲しい場合は、ネットショップを利用すると、手に入れやすいです。
平戸ニンニクとは、どのようなニンニクなのでしょうか。

 

 

[平戸ニンニク]

 

 

■平戸ニンニクの特徴

 

・色・形
1球で100g~150gにまで育つので、全体的にずっしりと大きい印象です。
皮は白色から少し黄色味を帯びているため、
他の暖地向けの品種やホワイト六片などと見た目は似ています。

 

ただ、ホワイト六片などよりも大きく育つため、大きさで区別することができます。

鱗片は8片~10片に分かれるので、ホワイト六片よりも小さくなりそうですが、
球自体が大きいため、鱗片も立派なサイズです。

 

育ち具合によって、球のサイズや鱗片のサイズ、鱗片の数にずれがあり、
収穫してみると想像よりも小さいこともあります。

 

・香りと味
平戸ニンニクは、ニンニクらしい香りが強く、辛みも強いので、
ニンニクの味や香りを楽しみたい方にはお勧めです。

 

生でも火を通してもおいしいですが、ホワイト六片と同じく鱗片が大きいため、
丸揚げにしてもおいしくいただけます。

 

辛みが強いことを生かして、薬味としても活躍できます。

 

 

ホワイト6片の種球

 

 

■平戸ニンニクの栽培のコツ

 

暖地向きの早生品種のため、寒冷地ではうまく育たない可能性があります。

 

育て方としては、一般的なニンニクと同じで問題ありません。
早生といっても、極早生というわけではないので、収穫期もやや早い程度です。

 

同じ暖地向きの品種である、壱州早生や上海早生に比べて、
球の大きさが少し大きいため、やや広めに株間をとっておくと安心です。

 

トウ立ちした時、花茎が伸びてきますが、あまり長くはなりません。
球を肥らせるため、花茎を折った場合は食用にすることができますが、
茎ニンニク(ニンニクの芽)として栽培するほどではありません。

 

葉ニンニクとして栽培することは可能です。
球の大きさや味の良さを活かし、球ニンニクとして栽培するのがお勧めです。

 

■参考

・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培



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